私が税理士になるまで
2023年09月01日
横浜市緑区で開業している税理士の土屋友里です。
自己紹介を兼ねて、税理士になるまでの私のこと。
税理士業界に興味をもつ前、大学新卒時には大手一般企業に就職し、結婚、子育て。
家庭と仕事との両立が難しくなり、退社。いろいろありました。
その後しばらくして、一度離れてしまった社会にもう一度戻ろうと考えた時に、
「資格を取って一生の仕事としたい」と、この業界を選びました。
そもそも、大学の学部を選ぶ時から私は社会の仕組みを知りたいと思っていました。
世の中のモノやお金の流れがどうなっているのか、
自分がしていることは社会の中でどんな場所で何に役立っているのか、
そんなことを知りたかった、自分の原点に戻りました。
国家資格の試験はなかなかに大変で、
子育てしながら、税理士事務所等での仕事をしながらの資格取得には、時間がかかりました。
でも、その間に培われたすべての経験、それぞれの場所からの景色を知っていることは、
私にとっての強みになるのではないかとも思っています。
例えば、大企業、小規模事業所、税理士事務所、半官半民の社団法人等での業務経験や
プライベートにおける結婚、出産、子育て、マイホーム購入の経験。
全てが自分の財産と今は言えます。
社会ではいろいろな立場の人がいろいろな想いをもって
「起業」を考えたり「会社経営」をしたり「財産の保全」に心を砕いたりしています。
でも実は、そのどれも、その中心にいる「人」が一番大切です。
その「人」の想いに寄り添えるようになるには、
紆余曲折しながら積み上げてきた私の経験が、多少なりともお役に立つのではないか…
税理士となった今、そんなことを願っています。